山内工業株式会社で働く先輩の、入社の理由・やりがい・経験や思いを紹介します。
僕は高校新卒で入社しました。社会人一年目は正直不安も大きかったですが、工場でのダクト製作や先輩社員のサポートから始めて、現場ではチームで一連の作業を経験できるので、振り返ると気がついたら仕事が身についていた、と言う感じです。
今では、何もない状態からダクトを吊り込み、機器を吊り込み、パーツがうまく接続されて一連の流れが出来上がったときが「よっしゃ」とやりがいを感じる瞬間です。
いろいろな作業を覚え、一人でできる様になれば自信につながります。そして、より責任感を持って楽しんで仕事に取り組めていると思います。
僕は同じ高校の先輩でもある西山さんの後を追っている状態ですが(笑)
まず、入社後すぐに梅田のすごく大きな現場に同行させてもらい、「こんなに大きな現場で働けるんだ」という驚きで背筋が伸びた気がします。実は、もう少し小規模な現場を想像していたので、嬉しい緊張感と喜びで今でも鮮明に覚えています。
入社1年目から先輩方に同行させてもらった事で、ようやく工事の流れや一日の仕事の流れを理解して動ける様になりました。
今は年上の方とばかり働いていますが、自分と年齢が近い方が来てくれると嬉しいですね。年齢が近く仲良くなれば、自分が覚えた作業も教えやすいと思います。自分も先輩に丁寧に仕事を教えてもらったので、これからは後から入社した方に還元していきたいと思います。
地元である九州を離れ、関西で自立して働きたい。ものづくりの会社を中心に就職活動する中で、当社を選んだのは、待遇が良く、寮が完備されていたからです。ダクトについてはまったく知らなかったので、建設現場に同行して疑問に思ったことは一つひとつ質問を重ねていきました。わからないままにしたくない。自分自身が納得して仕事をしたいという気持ちが強かったですね。
そんな日々の行動が成長につながり、4年目には最年少の職長として現場を任されました。これまでは上司の指示がありましたが、すべて自分で考えて行動しなければいけません。工程や材料については、事前にしっかりと頭に入れ、わからないことは上司や先輩に相談。職人さんの手を止めることなく、スムーズに工事が進捗できるように努力を惜しまず、経験が浅くても「自分が一番信頼できる」と前向きに挑むことで、対人力や管理能力を身につけてきました。
ダクト工事は、施工方法や工程の手順によって仕上がりやコスト、納期が変わります。今では、自分なりに考えて提案をしたり、お客様から相談を受ける機会も増え、どんどん仕事が面白くなってきました。お客様から「丸ちゃん、よかったわ」と感謝されるとやる気が高まります。印象に残っているのは、京都有数のホテルの現場をやり遂げたことです。意匠性が高く、構造が複雑な建築物の施工は、初めての経験で苦労も多くありましたが、それ以上にやりがいは大きく、自慢の施工実績になりました。これからは1万㎥以上の大型建築物を手がけることが目標。京都のシンボルとなり、ずっと地域に残るものづくりに挑戦したいですね。